耐震補強 地盤改良なら 光建設 > 当社の特許 サイドプレス工法の地盤改良
軟弱な地盤に対して、従来であればセメントやセメント系固化材を使用して地盤の強度を上げていました。
しかし、そのセメントからは条件によって人体に有害な化学物質「六価クロム」が溶け出してしまう可能性があり、環境配慮型の新工法としてセメントを使わず、砂、砂利と生石灰、固化材だけで地盤改良を行う「サイドプレス工法」を当社が開発し、特許を取得いたしました。
サイドプレス工法とは・・・
「横方向圧密工法」=「側圧による密度増加工法」=「サイドプレス工法」といいます。
1.特許取得 | 特許番号 第3594121号 |
2.NETIS(国土交通省) | 登録番号 HT-080018-A |
3.地盤保障制度(株)住宅保証機構 | 登録番号 30000302 |
4.Made in Niigata(新潟県) | 登録番号 21K1003 |
テレビでも紹介されました!(2007年1月 NHK)
オリジナル地盤改良(サイドプレス工法)は、水分が加わると膨張、固化する生石灰の性質を利用し、建設構造物の基礎下部地盤の密度を増加させることにより、地盤の強度を増加させる工法です。
オーガーというドリル状の機材で地盤を予定の深さまで掘削し、そこに生石灰と砂を混ぜた骨材を注入します。同様の作業を2m間隔で行います。
土の中の骨材が地下水を吸収して膨張するため、骨材にはさまれた従来の軟弱地盤に圧力が加わり、地盤を強化させるという仕組みになっています。
一般住宅をはじめとした建築物の基礎工事はもちろんのこと、軟弱地盤に道路を建設する場合の地盤改良や、沈下した下水道の配管を押し上げる工事などにも対応できます。
従来の地盤改良では、骨材にセメント系の資材を使い、円柱状に施工します。セメントの骨材で点で支える工法です。
オリジナル地盤改良(サイドプレス工法)は、生石灰と砂を混ぜた骨材を使い、面で支える工法です。
現場施工には、セメント等の化学合成物質は一切使用せず、土壌改良に使用する生石灰(田畑の肥料としての土の活性化材)を使用するので、施工後の植生にも全く問題がなく、むしろ有効な工法と言えます。
もちろん、自然や、お子様、ペット、動物などに悪影響が及ぶ事も全くありません。
従来の地盤改良工法では、セメントやセメント系固化材を使用して地盤の強度を上げていました。
しかし、そのセメントからは条件によって人体に有害な化学物質「六価クロム」が土壌環境基準(0.05ppm)を超える濃度で土壌中に溶け出してしまう可能性があることが指摘されています。
「六価クロム」とは、LARC(国際ガン研究機関)及びEPA(米国環境保護庁)により、かつて重大な社会問題となった「アスベスト」と並んで2大発ガン性物質としてリストアップされている大変危険なものです。
その「六価クロム」は、セメントにも含まれており、水で練った後の分離水(ブリージング水)から、高濃度の六価クロムが溶け出しているということは、あまり知られていません。
自然地盤が「六価クロム」でまん延してくると、周辺地盤から生産される作物などに汚染が進んでいき、その結果、人間・動物・植物・昆虫などへの影響が懸念されます。
六価クロムは、風・水および時間経過などによって減少することはありません。
そのセメントも様々な業種からの産業廃棄物や、各家庭から排出されたゴミなどから原料として使用されています。その量も1年間に2,500万トンとも言われています。
また、セメントは強度の面でもサイドプレス工法に比べもろく、新潟県中越地震においても、その影響を受けた中、震災前に当社で施工したサイドプレス工法による地盤改良された家では、さほど影響を受けなかった実績があります。
このように、人間が生活するために基盤となる地面には、有害とされる物質は使用すべきでないと私たち光建設は考え、液状化対策として、サイドプレス工法(特許取得済)による地盤改良を行っています。
石灰石を900℃〜1100℃程度に熱すると分解し、二酸化炭素と生石灰となります。生石灰は水と激しく反応して吸収、発熱するため、乾燥剤に用いられるほか、発熱を利用してお弁当や缶入り清酒の加温剤としても使用されています。その反応の激しさから、密閉せずに放置しておくと、空気中の水分を吸収して消石灰になります。水と反応した際に消石灰ができるため、水溶液はアルカリ性となります。 。
たくさんの水を加えてドロドロになった粘土に生石灰を混ぜると、またたく間に発熱して熱くなり、しばらくすると固結し、含まれていた水の量がかなり減少します。 かなり悪い状態の土に、石灰を混ぜて土の性質を良好なものに変えてやる方法を「石灰による土質安定処理」と呼びます。
「適応できる」現場条件として施工(0.5〜0.8m3)補助機(0.2〜0.25m3)クラスのバックホウが2台作業できるスペースが確保できれば特に制限はなく。N値10以下が礫が多くない(50mm以下程度)であれば作業することができます。
「特に効果を発揮できる」条件として軟弱地盤の粘土、シルト、腐食土層に効果的です。
「適応できない」条件として砂礫層(50mm以上)、岩盤があります。
一軸圧縮強さ(kN/u) | |||
供試体1 | 供試体2 | 供試体3 | |
サイドプレス工法 | 381.4 | 390.0 | 379.7 |
ブランク材 | 97.0 | 102.2 | 98.4 |
石灰 | 150.0 | 156.1 | 151.9 |
セメント | 330.0 | 329.8 | 320.8 |
サイドプレス工法による耐震補強・地盤沈下対策 (株)光建設
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